このたびは、早﨑税理士事務所にホームページにアクセスいただき、ありがとうございます。

早崎睦郎先生

お陰様で、私が「税理士」を始めて30年がたちました。勤務税理士として10年、そして、独立開業してから20年の月日が流れました。

当事務所「早﨑税理士事務所」では、いわゆる一般的な税理士事務所と同様、主に企業様の税務・会計の面での専門サービスを主とする税理士事務所です。ただ、当事務所では、単なる税務・会計業務のサポートを行うだけではありません。もう一歩踏み込んで、お客様(企業)の経営のサポートを行うことを特徴・方針としています。

この30年間の間、中小企業様やベンチャー企業様を中心にお手伝いをさせていただき、その中には、上場を実現されて急拡大していったお客様や、大学生数人で会社を立ち上げ、組織化をし、設立20年にさしかかる会社様もございます。

私たちは、税務・会計業務だけでなく、その課程で積み重ねてきた経営方法・ノウハウを、自社のサービスまで昇華し、皆様の会社・方針・状況にあわせてオーダーメードで還元していくように努めています。

私たちの「経営サポート」について

「経営」を導入・促進する上で、まず「数字」という「ものさし」を大事にしています。

「数字」を使って「経営計画」をたてる、つまり感覚でやっていたところをいろいろと「数値化」していくことをスタートラインとしています。

以前、あるシステム開発会社様の経営計画をお手伝いしました。

社長さんと話し合った末に最初に一緒に決めたこと、それは「3ヶ月先までの売上予測表をつくる」ことでした。その会社様では現場を切り盛りする社長の感覚で見込み売上を把握しており、目に見える形で数値化はされていませんでした。

売上予測表をつくるということは、進行している仕事がどこで売上になるのか業務のプロセスを明らかにしていく必要がある、ということです。プロセスが明らかになることで、利益の把握はもちろん、人事評価や経営のフィードバックにも使えるようになり、さらに戦略の精度もあがっていくという複合的な効果がうまれました。

予実管理に取り組むだけでもこれだけの広範囲な効果があります。

社長さんの視点も「より広く長期的な目線へ」と、変わるのが目にみえてわかりました。

会社の数字というものは経理・財務から明らかになっていきます。経理・財務を見るプロフェッショナルという立場・視点から企業様の経営を支援することの醍醐味だと思っています。

このように私たち税理士事務所の税務・会計の専門の「チカラ」で、「経営」をサポートするということは、必ず、お客様の「チカラ」になれると確信しています。

「経営」を行うということ

実をいうと、開業当初、私自身も経営を感覚でやっていました。お恥ずかしい話ですが、経営自体にそれほど興味がなかったのです。

しかし私達のお客様は企業の経営者様です。会計や税務のレベルを上げることももちろん重要ですが、それと同時に経営そのものについての知識と経験が必要です。そして、その知識と経験が足りていないと、ある日気付かされたのです。

私はまずは自社の経営からはじめました。そして私自身、経営を導入することの大きな効果を体験しました。

クライアント企業へのサポートにも活かすようになり「経営そのもの」について、思考と経験の中で、またたくさんの方との出会いの中で1つの形を確立することができました。

本業の業務についてはその会社の社長さんがプロフェッショナルです。私たち税理士は、経営者というランナーをサポートするスポーツジムのインストラクターのようなものかなと思っています。

30年にわたる税理士経験の中で、会社の転換期を何度もみてきました。小さな企業が成長して大きくなっていくところを近くで見られるのがこの仕事の大きな喜びです。感動もあります。

これからも、たくさんの経営者の方と出会い、会社・事業の経営についてお話をし、サポートできますことを心より楽しみにしております。

早﨑睦朗